LANケーブルで有線接続したい。カテゴリや選び方は?

「LANケーブルの有線接続のメリットを知りたい。」
「どんな種類がある?選び方の基準は?」
そう考える方は、この記事を見てくださいね。

こんにちは!管理人のもりです。
この記事では、ビッグローブ光のLANケーブルを有線接続する方法と選び方をまとめました。
- LANケーブルを有線で接続する方法・手順
- 有線接続のメリット、デメリットと注意点
- 選び方とおすすめのLANケーブル
LANケーブルで有線接続する方法は?
LANケーブルで有線接続する方法と、メリットやデメリットもまとめました。
【LANケーブルで有線接続する方法】
- パソコンとルーターをLANケーブルで接続する
- 有線接続するメリット
- 有線接続するデメリット
パソコンとルーターをLANケーブルで接続する
LANケーブルによる有線接続はとてもカンタンです。
ルーター・ONUなどの接続機器の電源をオフにしてから開始します。
接続のイメージ図は以下の通りです。
【パソコンとルーターをLANケーブルで接続するイメージ図】


手順は以下の通りです。
LANケーブルにはコネクタが2本あるため、まずモデムにLANケーブルのコネクタを差し込みます。
モデムに差した反対側のLANケーブルコネクタを、ルーターのWANポートへ接続しましょう。
なお、ルーターの表記にInternetと見られるケースもあります。
ルーターに空きがあるポートを見ておき、ポートからLANケーブルをPCやゲーム機器などのハードウェアに差します。



光回線・ADSLなど、ネット回線の種類によって実際の機器は変わりますが、手順が大きく変わることはありません。
有線接続するメリット
有線接続はWi-FI(無線LAN)と比べ、室内の障害物やBluetooth機器による邪魔を受けないため安定性に優れます。
また無線で阻害があると速度低下を招くので、イレギュラーな障害を受けない点もメリットでしょう。
オンラインゲームの環境があるとすると、接続切れのパフォーマンスを落とさないためゲーミングPCだと有線LAN一択と評価する声も少なくありません。
ほかにも無線は操作が増える一方で、有線ならLANケーブルを直接モデム・OCN等に差し込む単純操作で済むことも多いです。
したがってPCの操作慣れに自信がなくても、すぐに快適に動かせるのも利点になります。
有線接続するデメリット
有線接続はLANケーブルを大切に扱わないと、劣化にともなう速度低下や接続不良を引き起こします。
なお、踏みつけによる損傷は強度が担保されている製品を選ぶと解決できます。
しかし、引っかきや鋭利なものを当ててしまう想定外のリスクもあるため対策が不可欠です。
ほかにも引っかきをはじめとした障害は複数あり、ペット・シロアリが噛むなど衛生環境への配慮も必要になるでしょう。
また、直射日光にさらし続けるとケーブル被膜の劣化、水や油性などが内部に染み込むと速度を下げるのも覚えておかなければなりません。



LANケーブルによる有線接続はとてもカンタンで、Wi-Fiに比べて速度の安定性に優れています。
一方で、LANケーブルは扱い方が悪いと、劣化して速度低下や接続不良を起こしてしまうケースもあります。


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ONUとパソコンを直接LANケーブルでつなぐ注意点
ONUとパソコンをルーターを介さずに直接LANケーブルでつなぐ時の注意点を4つまとめました。
【ONUとパソコンを直接LANケーブルでつなぐ注意点】
- パソコンで接続設定が必要になる
- PPPoE接続のみとなり、IPv6オプションが使えない
- 直接PPPoE接続するとセキュリティが弱くなる
- 10ギガはPPPoE非対応のため繋ぐ事ができない
パソコンで接続設定が必要になる
パソコン側にLANケーブルのインターネット接続の認識をさせるため、接続設定をおこないます。
ケーブルをパソコン側に接続する際、カチっと音が鳴ったかの確認もしましょう。
【手順(Windows)】
- 「スタートメニュー」をクリック
- 「設定」を選択
- 「ネットワークとインターネット」を選ぶ
- 「ダイヤルアップ」を選ぶ
- 「新しい接続を設定する」を押す
- 「接続またはネットワークのセットアップ画面」を確認
- 「接続オプションを選択しますの中からインターネットに接続します」を押す
- 「ブロードバンド(PPPoE)」をクリック
- 「プロバイダーの情報を入力(ユーザー名・パスワード)」
あとは、入力内容に誤りがないかを確認し、接続するをクリックすれば接続設定は完了です。
PPPoE接続のみとなり、IPv6オプションが使えない
ビックローブ光の接続方式・IPv6オプションは混雑しにくいIPoE方式ですが、ルーターを介さずに直接ONUから接続はできません。
PPPoE接続は混雑する時間帯に速度が低下するので、速さ重視だとデメリットです。
ただしIPv6オプションの対応機器を準備するなら、光電話対応ルーターもしくはBIGLOBE提供ルーターを加えとオプション利用は可能です。
直接接続が必須でなければ、基本的にはルーターを挟んでインターネットを利用してください。
直接PPPoE接続するとセキュリティが弱くなる
直接のPPPoE接続は、ダイレクトにネットへつなげるため不正アクセスやウイルス感染に対しセキュリティが弱まります。
巧妙化する不正に対策を講じたいなら、あらかじめ想定のうえ実践することをおすすめしたいところ。
具体的にはルーターを加えると、セキュリティの穴はWANポートのみになるため脆弱性の強化は可能です。
また、ルーターが不正をはじめとした攻撃による壁の役目を果たします。
なお、ウイルス対策ソフトを活用しておくと、より一層安心してネット利用もできます。
10ギガは「10ギガ対応ルーター」が必須になる
ビッグローブ光 10ギガは「10ギガ対応ルーター」が必須です。
つまり、ONUとパソコンを直接LANケーブルでつないで10ギガを使うことはできません。
10ギガを利用する際は、必ず10ギガ対応のルーターを利用しインターネットにつないでください。
10ギガタイプのご利用には10ギガ対応ルーターが必要です。
https://join.biglobe.ne.jp/ftth/hikari/internet.html
また、ビッグローブ光10ギガはPPPoEに非対応のため、パソコンでのPPPoE設定も出来ないのでご注意ください。
ビッグローブ光 10ギガはPPPoE方式に対応していません。IPv4サイトには10ギガ対応ルーターの機能で接続します。
https://join.biglobe.ne.jp/ftth/hikari/internet.html
以上が、ONUとパソコンを直接LANケーブルで接続する注意点です。



ONUとパソコンを直接ケーブルでつなぐことが出来ますが、IPv6オプションが使えなくなる、セキュリティに弱くなるなどのデメリットがあります。
理由が無い限り、ルーターを介してLANケーブルを接続してください。


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有線接続するためのLANケーブルの選び方
LANケーブルを有線接続するにおいて、見ておきたい選び方を4選紹介します。
【有線接続するためのLANケーブルの選び方】
- 基本的にはルーターに付属のケーブルを使う
- カテゴリは「CAT6A」以上のものを選ぶ
- 形状を用途に合わせて選ぶ
- 「ストレートケーブル」を選ぶ
基本的にはルーターに付属のケーブルを使う
ルーターを買ったとき、LANケーブルが付属品として同梱されていることは多いです。
例えば、バッファロールーター(WXR-11000XE12)には「LANケーブル(カテゴリー6A:2m)」が付属します。
【バッファロールーターに付属するLANケーブル(一例)】
https://www.buffalo.jp/product/detail/wxr-11000xe12.html
別途調達の必要がないのが利点ですが、購入する人によっては想定より短いという声も珍しくありません。
具体的には1mや0.5m未満のLANケーブルも見られるため、長さが必要なら製品の説明欄を入念に確認しておきましょう。
あとは太すぎて外観を損ねる、あるいは強度の面で頼りないなど、開封してからわかることもあります。
妥協したくないなら、付属品以外のLANケーブルも検討するべきです。
カテゴリは「CAT6A」以上のものを選ぶ


カテゴリはCAT5から8までありますが、CAT5はスピードが遅くなるのCAT6A以上がおすすめです。
次にCAT6とCAT6Aの2種についてですが、CAT6Aはハイスピードかつ動画品質に優れるメリットがあります。
値段面でも1mあたりだと50円程度の差しかないため、かんたんに決められることでしょう。
なお、CAT7以上は法人向けで、CAT8だと最大40Gbpsを誇るものの家庭用は10Gbpsまでの対応が主になるのでオーバースペックになります。
また価格面もCAT7以上は大きく開きがでるため、CAT6AカテゴリのLANケーブルが最適です。
参考までに、カテゴリ別の通信速度をご紹介します。
【LANケーブルの規格(カテゴリ別)の通信速度】
規格 (カテゴリ) | 最大通信速度 | 伝送帯域 |
---|---|---|
カテゴリ5 | 100Mbps | 100MHz |
カテゴリ5e | 1Gbps | 100MHz |
カテゴリ6 | 1Gbps | 250MHz |
カテゴリ6A | 10Gbps | 500MHz |
カテゴリ7 | 10Gbps | 600MHz |
カテゴリ7A | 10Gbps | 1000MHz |
カテゴリ8 | 40Gbps | 2000MHz |
形状を用途に合わせて選ぶ
https://direct.sanwa.co.jp/contents/sp/onayami/lan_cable/
有線接続のLANケーブルで、形状は主に4つの種類があります。
- スタンダードタイプ
- フラットタイプ
- スリムタイプ
- 巻取りタイプ
スタンダードタイプは導線と断面が丸く、長めの配線を組むときに便利です。
また、一番主流のLANケーブルで曲がりにくいメリットもあり、強いこだわりがなければ無難といえるでしょう。
フラットタイプは薄い形状なので、見た目をすっきりさせながらもカーペットの下に敷けるなど、内観重視の方向けです。
スリムタイプはやわらかで曲げやすく、家具や雑貨などの間を通しスマートに見せたいなら役立ちます。
ただしスタンダードタイプ以外は強度が落ちるため、ひんぱんに家具の移動をしたりペットを飼っていたりするなら注意も必要です。
残す巻取り型は、機器を使用する部屋から移動することがあるなら、コンパクトにまとめるための選択肢になります。
LANケーブルの各タイプの特徴をわかりやすくまとめました。
タイプ名 | 特徴 | メリット | デメリット | 主な用途・おすすめの場面 |
---|---|---|---|---|
スタンダードタイプ | 最も一般的な丸型のLANケーブル。内部にツイストペアがしっかり保護されている。 | ・通信品質が安定している・ノイズ耐性が高い | ・やや太く、取り回ししにくい・かさばりやすい | 固定配線やルーター〜PC間の接続に最適 |
フラットタイプ | 厚みを抑えた平らな形状。カーペット下や壁に這わせやすい設計。 | ・薄くて目立たない・配線がしやすい | ・ノイズに弱め・断線しやすい場合がある | 壁や床に沿っての配線、目立たせたくない場所に最適 |
スリムタイプ | 直径が非常に細い丸型ケーブル。柔らかく、扱いやすい。 | ・取り回しやすい・コンパクトでスッキリ配線可能 | ・強度・耐久性はやや低め | デスク周りや狭い空間での使用に適する |
巻取りタイプ | 本体に巻取り機構があるタイプ。使わないときはコンパクトに収納可能。 | ・持ち運びに便利・ケーブルが絡みにくい | ・巻きグセが付きやすい・ケーブルが短めなことが多い | ノートPCと一時的に接続する出張・外出先で便利 |
「ストレートケーブル」を選ぶ
ストレートケーブルは、PCとルーターを接続するために使うのが目的です。
またLANケーブルには「ストレートケーブル」と「クロスケーブル」2種の結線タイプがあります。
クロスはコネクタ内の線の色が違い、PCを2台以上接続する際に選ばれるのが特徴的です。
難点はPCの複数設置をする場合、ルーター等を挟む必要があるためストレートケーブルが主流といえるでしょう。
またストレートケーブルは、線の色が同じ順に並ぶため見分けがつけやすい利点といえるでしょう。
必要な長さは事前に測定しておく
無線と違い有線は、長さも測定しておかなければ後に出費・買い替えの手間がかかります。
購入予定メーカーのページで、長さを調べたうえで設置する部屋の大きさも測定しておきましょう。
たとえば6畳で室内が縦2.5m、横3.5m程度であれば、縦横合計の6mにややゆとりを持たせた7mを。
4畳半で小さいもしくは8畳以上で大きいなら、測定してから有線LANケーブルを決めましょう。
室内の大きさを測る+LANケーブルの長さを同時に把握することで、足りない・長すぎの問題を解決できます。
以上が、LANケーブルの選び方です。



LANケーブルはCAT6A(カテゴリ6A)以上で、ストレートタイプのものを選んでくださいね。
また、目的に合わせて形状や長さを選びましょう。


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LANケーブルのおすすめ3選
LANケーブルは、メーカーのダイレクトショップからの購入が偽物をつかまない安心・保証の面でおすすめです。
その他、Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングでも購入できます。
1,000円台から買えるため、価格差が公式と一般通販と大きな差がないのも理由ですが、ここからは3種を紹介していきます。
【LANケーブルのおすすめ3選】
- ツメ折れ防止スタンダードLANケーブル CAT6A対応【エレコム】
- 極細LANケーブル・カテゴリ6A【サンワサプライ】
- ストレート フラットタイプLANケーブル カテゴリ6A【BUFFALO】
ツメ折れ防止スタンダードLANケーブル CAT6A対応【エレコム】
https://www.elecom.co.jp/products/LD-GPATBU100.html
エレコムのCAT6A対応LANケーブルは、ツメ折れ防止プロテクタと屈曲への耐久性に優れたコネクターを採用しています。
1000回におよぶ屈曲検査に合格済みで、長く活用したい方にもおすすめといえます。
また、次世代10ギガビット・イーサネットの10GBASE-T対応製品で、高速な光通信を望むなら候補にしておきましょう。
- 形状:スタンダードタイプ
- 伝送速度:10Gbps
- 伝送帯域:500MHz
- ケーブル長:0.5m~50m
- 型番:LD-GPATBUシリーズ


極細LANケーブル・カテゴリ6A【サンワサプライ】
https://www.sanwa.co.jp/product/syohin?code=KB-T6ASB-01BL
サンワサプライのカテゴリ6ALANケーブルは、スリムタイプでスマートな配線をしたい方におすすめします。
奥行き4.8mmの超ショートブーツを採用し、根本から曲げられる構造がスペースの確保にもうってつけです。
速度は10Gbpsの超高速伝送で、難燃素材の採用・ツメ折れ防止カバー付きなど耐延焼や耐久性も強みといえます。
- 形状:スタンダードタイプ
- 伝送速度:10Gbps
- 伝送帯域:500MHz
- ケーブル長:1m~5m


ストレート フラットタイプLANケーブル カテゴリ6A【BUFFALO】
https://www.buffalo.jp/product/detail/bsls6afu30wh.html
BUFFALOのLANケーブルは、外観を重視するフラットタイプが良いという方におすすめできます。
180度曲げても折れない素材が強みで、抜き差しが多くても壊れにくい耐久性も折り紙つきです。
バリエーションも白色があり、話題のゲーミングPCなどで色をホワイトに統一しデスク環境を楽しむこともできるでしょう。
- 形状:フラットタイプ
- 伝送速度:10Gbps
- 伝送帯域:500MHz
- ケーブル長:1・2・3m(黒色は3m以上あり)


以上が、おすすめのLANケーブルになります。



買う前に長さや仕様をチェックしておきましょう。


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【まとめ】
最後のまとめです。
この記事では、LANケーブルの有線接続の方法やLANケーブルの選び方、おすすめ品をご紹介しました。
改めてポイントを整理します。
- LANケーブルで有線接続する方法は?
- パソコンとルーターをLANケーブルでつなぐだけ
- ONUとパソコンを直接LANケーブルでつなぐ注意点
- パソコンで接続設定が必要になる
- PPPoE接続のみとなり、IPv6オプションが使えない
- 直接PPPoE接続するとセキュリティが弱くなる
- 10ギガはPPPoE非対応のため繋ぐ事ができない
- 有線接続するためのLANケーブルの選び方
- 基本的にはルーターに付属のケーブルを使う
- カテゴリは「CAT6A」以上のものを選ぶ
- 形状を用途に合わせて選ぶ
- 「ストレートケーブル」を選ぶ
- 必要な長さは事前に測定しておく
- LANケーブルのおすすめ3選
- ツメ折れ防止スタンダードLANケーブル CAT6A対応【エレコム】
- 極細LANケーブル・カテゴリ6A【サンワサプライ】
- ストレート フラットタイプLANケーブル カテゴリ6A【BUFFALO】
以上になります。
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